休校中に学校ではできない学びを! おうちでCS !

昨今の新型コロナウィルス感染症の影響で、臨時休校中の学校もおありかと思います。保護者の方も、お子様もさまざまな不安を感じられている中、学びの機会が減ってしまうことが懸念されています。そのような声にお応えして、当会では、無償のオンライン自習教材を紹介するウェブサイトを公開しました。


テクノロジーがさまざまなところで利便性を上げ、私たちの生活はここ10年をふりかえっても大きく変化しています。テクノロジーの力を子どもたちが自分たちのものにし、消費者としてだけではなく価値を創造するという観点からふれられる機会を提供したいと考えています。

本サイトで取り上げているのは、 Google が提供する CS First (英語)というScratchプログラミングを学ぶのコンテンツの一部を活用した「おうちでCS: プログラミングチュートリアル」、アメリカの教育系NPOであるCode.orgが提供する「Hour of Code」などのオンライン教材です。また、 Google Japan の協力の元、「 エンジニアのお仕事を知ろう – おうちでCSオンラインセッション- 」と題し、 Google で働く現役のエンジニアをオンラインセッションに招待してトークを予定しています。

また、今後、教育用マイコンボード「micro:bit」を使った動画など、随時コンテンツを提供していきますので、お楽しみに。

■ おうちでCSリンク:

https://csathome.code.or.jp/

■ 掲載内容

Code.org(*1)のコンテンツ紹介

  • Hour of Code
    約1時間の簡単なコーディング体験ができます。180カ国以上の学習者が参加するキャンペーンで、500以上のチュートリアルから、好きなものを選んで体験できます。アナと雪の女王やアングリーバード、スターウォーズ、マインクラフトといった人気のキャラクターも登場します。
  • CSについての動画(2本)
    ビル・ゲイツなどのテクノロジー業界の著名人が出演するショート動画を通して、インターネットの仕組みやコンピュータのすごさについて学習することができます。

  • CS Express(2コース)
    ブロックをドラッグ&ドロップしながら、CSの基本的な考え方を身につけられる自主学習教材です。絵を描いたり、ゲームをつくったりすることができます。 

<おうちでCS:プログラミングチュートリアル:全10アクティビティ(日本語)>

Scratchをつかって、コンピュータサイエンスが社会のどのような所でつかわれているのかがわかる動画教材です。 Google が提供する英語版の動画のうち、一部のものに、日本語字幕と日本語の操作マニュアルをつけました。英語がわからなくてもコンピュータサイエンスを学習できます。1時間で完結するアクティビティから、8時間かけてつくる本格的なものまで、さまざまなトピックに合わせて、テクノロジーの力を体験できる教材となっています。

■「 エンジニアのお仕事を知ろう – おうちでCSオンラインセッション- 」

・日程:4月21日(火)23(木), 29(水)の11:30〜12:00(30分間)
・スペシャルゲスト:後日、当会のウェブサイトページにて公開

(*1)Code.orgについて

「Hour of Code」を主唱する米国の非営利活動法人「Code.org(コード・ドット・オルグ、代表:CEO(Hadi Partovi)」は、「全ての児童・生徒がコンピュータサイエンスを学ぶ機会を得る」ことをミッションに、世界的にプログラミング教育の推進活動を行っています。オバマ大統領やマイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ氏、Facebook創業者マーク・ザッカーバーグ氏など、多数の著名人がこの活動に賛同しています。2013年の設立以降、毎年12月に「コンピュータサイエンス教育週間」に「Hour of Code」を開催しており、これまでに34言語に翻訳され、180カ国以上でプログラミング教育のイベントが開催され、2015年までに全世界で4億5000万人の児童・生徒が参加しています。みんなのコードは、2015年より米国・Code.orgの日本国内認定パートナーとして、日本における「Hour of Code」をリードしています。

(*2)CS First について

CS First は、 Google が提供するオンライン教材です。アメリカの教員団体「Computer Science Teachers Association」や「International Society for Technology in Education」と共同で、教育者とともに開発された教材で、学校教育の中にも取り入れやすいように開発されました。Scratchをつかって作品をつくることを通して、コンピュータサイエンスの概念を学習していきます。