こんにちは、パートナー事業部の畑です。
4月26日(木)株式会社リブセンスで行われたCSR報告会「世界と日本、東京と地方。プログラミング教育の今とこれからを考えるトークセッション」に代表の利根川が登壇しました。
「Hour of Code in 宮崎」概要
リブセンスさんは昨年 12月の「Hour of Code JAPAN 2017」にご賛同いただき、宮崎支社にて子ども向けプログラミングワークショップを主催してくださいました。その際、Hour of Codeだけではなく、自社エンジニアの方によるオリジナルコンテンツを作成し、子どもたちにプログラミングの楽しさ、可能性を見せてくださいました。
宮崎の現状
報告会には特別に文部科学省から村中田博氏をお迎えし、宮崎でのプログラミング教育の現状をお話しいただきました。「2020年全国小学校プログラミング教育必修化」を受けて、教員養成や学校での実証研究等が行われてはいるものの、東京ほど「あたりまえ」に学校に浸透してきている訳ではないようです。
リブセンスさんの思い
リブセンスさんは「自社アセットを活かしITを通じた地域活性に貢献したい、という思いから操業拠点のある宮崎でプログラミングワークショップを開催した」と語ってくださいました。宮崎では学習塾も少なくプログラミングの学習機会が限られているため、今回の取り組みは地域の方々にも歓迎されたようです。
「Hour of Code in 宮崎」を振り返って
ワークショップには、プログラミングを始めるきっかけを求めて多くの子どもたちが参加してくれました。保護者の方のプログラミング教育への関心の高さはもちろん、「最前線で活躍するエンジニアが携わったことに価値があるのではないか」とリブセンスさん。テクノロジーが進んでオンラインでのやりとりが増えた昨今だからこそ、今回の体験価値が改めて生きた部分もあるようです。
利根川の思い
例えば東京都は各市区町村から1校以上の実証校を指定したり、20以上の自治体がみんなのコードのプログラミング指導教員養成塾で協業したり地域ごとに様々な取り組みが動き出しています。宮崎の場合も今回のHour of Codeから地元のIT企業と行政の連携が動き始めて一つのモデルケースに進んでいくと、地方における一つのモデルケースになるのではないかとの期待が改めて膨らんだ一夜となりました。
報告会には、CSRとしてプログラミング教育を検討している企業の方、現職の先生、プログラミング教室事業者の方と幅広い分野の方がいらしていました。プログラミングは地域だけでなく年齢も越えて楽しめること、さらに子どもたちの将来に良い影響をもたらしてくれることを会場全体で共有しあえた夕べとなりました。