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みんなのコードマガジン

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夏真っ盛り!養成塾を開催しました@日本マイクロソフト

残暑お見舞い申し上げます。みんなのコードの竹谷・畑です。

8/14~16までの間、お盆の時期にも関わらず、熱心な先生方が全国各地から集まってプログラミング指導教員養成塾が開催されました。

1・2日目は集中コース、3日目午前中にはなんと!有志で定期的に開催されておりますOB会、3日目午後には通常開催の養成塾〜指導案検討編〜にOBのかたも参加していただき、非常に心強い回となりました。

日本マイクロソフト社に会場をお借りした背景

日本マイクロソフト社は、皆さんご存知の通りプログラミング教育を通した次世代教育に非常に積極的に関わられています。学校現場にはWindows PCが多く(文部科学省による平成28年度「学校における教育の情報化の実態等に関する調査」によると95%)、Officeも学習だけでなく、教材作りでなじみがあるものかと。

プログラミング教育には「Microsoft MakeCode」という学習ツールを無償で提供されていて、この上ではmicro:bitやMindstorm、Minecraftのプログラミングができるようになっています。Minecraftの教育版ではマイクラの仮想世界で化学実験ができるそう。いずれも子どもたちにとっても魅力的なものです。これら全ては、子どもたちが21世紀型スキルを身につけることができるように…との思いから開発されています。

今回の養成塾開催に関しても、こういった観点からご快諾いただきました…!

養成塾集中コース

集中コースは、普段はなかなか東京まで集まれない…という方向けの開催。2日間でプログラミング教育の背景インプット〜教材体験まで行いました。全国各地からの精鋭たちによる、熱い回となりました。

【先生方からの感想】

  • 同じ班の先生方との議論を通して,悩みを共有することによって,これから頑張ろうという前向きな気持ちになりました。
  • 素敵な会場で快適に学ばせていただき感謝です。あっという間に時間が経ってしまいました。
  • 今回の講座をきっかけに、校内を含めて周辺の学校に種をまいていけたらと思います。
  • 都市部と地域の温度差が大きく、子どもたちの地域格差をなくそうと考えています。

養成塾OB会

養成塾OB会は、昨年度「プログラミング指導教員養成塾」に参加してくださった先生方が有志で立ち上げてくださった集まりです。みんなのコードが企業さんから会場を借りることはありますが、そのほかは特にノータッチで、情報交換の機会を定期的に持ってくださっています。今回も、近況報告として最近自身が行った実践発表、また教材体験などを自主的に企画してくださいました。

みんなのコードメンバーも興味津々。

「プログラミング教育実践にはこんな観点が必要なんじゃないかな…」

「指導案を作ってみたので、来学期に実施したいと思っていて…」

などなど、活発な意見交換が行われました。

一緒に尖った実践を作っていく「戦友」同士の信頼感と結束が熱い…です。本当に、心強い。

養成塾通常コース〜指導案検討〜

さてさて、午後はまたガラッとメンバーが変わって第3期のメンバーが参加してくれました。それぞれが考えてきた指導案を持ち寄り、どういった点に配慮したのか、何を意図した指導案なのかなどなど、2時間みっちり話し合ってもらいました。また、その後全体でのグループディスカッションや講師からのフィードバックをへて、指導案検討を終えました。

参加した先生からは、「他の先生方が考えた指導案をいろいろと見せてもらって、自分でもやってみようというものが思うものがあったので、自校の状況に合わせてアレンジして実践してみようと思います。」という声が聞かれました。

お互いに刺激を受けて充実した研修になり、2学期以降の実践に向けた力にしていただけたようです。

2学期以降も東京・愛知・大阪で開催予定ですので、是非気になる方はお申し込みください!(締め切り期限は8月30日まで)

詳しくはこちら

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