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印西市から世界へ:FLL世界大会報告とGoogleオフィスでの学び

みなさん、こんにちは。みんなのコードパートナー部の阪上です。

2024年5月、みんなのコードが支援する原山小学校の子どもたち(※)が、世界中の競合と共にFIRST LEGO League(FLL)世界大会に挑戦しました。そして、出場した世界大会では、Robot Design Award Finalist(ロボットデザイン部門ファイナリスト)を受賞しました!

今回の世界大会出場に際し、多大なご支援をいただいた Google さまが、こどもたちとそのご家族をオフィスにご招待くださりました。この記事では、渋谷ストリームの Google オフィスで開催された世界大会の報告会についてレポートします。

※世界大会に出場した子どもたちは、2024年3月に小学校を卒業し、現在は中学生になっています。原山小学校在学中に全国大会に出場し、世界大会への切符を手にしました。

子どもたちが体験したGoogleオフィスツアー

FLL世界大会に出場した原山小学校の子どもたちで構成されたチーム「ブルーデイジー」のメンバーとそのご家族は、まず、Google オフィス見学ツアーに参加しました。

このツアーでは、クリエイティブで自由な働き方を支える最先端のオフィス環境が紹介され、子どもたちは Google の社風に感銘を受けた様子でした。

世界で7カ所目となる 『Google for Startups Campus』 も見学しました。2019年秋に日本で設立された Google for Startups Japan では、専門知識を持ったメンターや幅広いプロダクト、豊富なノウハウを提供し、スタートアップの成長をサポートしているそうです。コワーキングスペースやセミナーなどに使えるクラスルーム、キッチンも見学し、子どもたちの「働く」ことに対する価値観が大きく変化する機会となりました。

その後、カフェテリアを見学し、世界中の料理が提供されていることや、オフィスから見える東京の景色に感激していました。

また、リフレッシュスペースにあるゲーム機や卓球台に大興奮の様子で、 オフィスが、単なる仕事場ではなく、クリエイティブでイノベーティブな環境を提供する場であることを実感していました。

ブルーデイジーによる世界大会の成果報告

オフィス見学を終えた後、ブルーデイジーのメンバーは、FLL世界大会を通じて得た学びや成果を、Googleの社員の皆さまに向けてプレゼンテーションしました。

世界大会では、他国のチームと協力しながらミッションを遂行し、異文化間のコミュニケーション能力が求められる場面が多くあったそうです。言葉の壁を乗り越え、ジェスチャーや簡単な英語で意思疎通を図りながら協力した経験は、メンバーにとって今後につながる貴重な学びとなったそうです。

報告会には、20名以上の社員の皆さまが参加してくださいました。英語での発表もあり、メンバーが流暢に話す姿に、社員の皆さまからも「おお!」という驚きの反応が見られました。

Google社員のみなさまへメッセージ

ブルーデイジーメンバーによる感謝のメッセージです。(※掲載許可をいただいています)

未来への道:学びを次のステップへ

ブルーデイジーが世界大会に参加・活躍できたのは、 2023年度から印西市内の推進校(原山小学校)において、先進的な情報教育の共同研究及び実施をGoogle さまとご一緒させていただき、そういった日々の積み重ねから、応援・ご支援をいただいたおかげです。この挑戦を通じて、子どもたちはチームワークの重要性、異文化理解の大切さ、そしてグローバルな視点を持つことの意義を学びました。これらの学びは、子どもたちの今後の人生において大きな財産となるのではないかと思います。

このような素晴らしい機会を企画・提供していただいたGoogleさまに心より感謝申し上げます。


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