NPO法人みんなのコード(東京都港区、代表理事:利根川 裕太、以下みんなのコード)は、昨年10月に一般社団法人新経済連盟、東京大学大学院情報学環・学際情報学府と共催した、アジア規模でプログラミング教育のビジョンを考える国際会議「Computer Science World in Asia」に関する詳細版レポート(全30ページ)を公開したことをお知らせします。
本レポートの作成にあたっては、PwCグローバルネットワークのメンバーファームであるPwCコンサルティング合同会社(東京都千代田区、代表執行役CEO:足立 晋)にプロボノ活動の一環として、参加者のアンケート分析や、参加国のプログラミング教育状況分析などをサポートいただきました。
みんなのコードでは、すでに、本イベントに関するレポート(日本語・英語)を公開しており、多くの教育関係者の方々にご覧いただいています。そのような中で、みんなのコードには、さらにアジア各国のプログラミング教育の状況や、みんなのコードの次のアクションについて詳しく知りたい、という声が多く寄せられておりました。これらの声にお応えするべく、このたびの詳細版レポートの公開に至りました。
ぜひ、2020年度にプログラミング教育を積極的に取り組む、多くの学校・教育関係者の皆様にご覧いただければ幸いです。
Computer Science World in Asiaは、アジア各国のK-12(幼稚園~高等学校)の教育に携わる方をメインの対象に、参加者が、子どもたちの未来を見据えたテクノロジー教育のあり方をアジア規模で考え直すことをコンセプトに開催いたしました。当日は、100名を超える小中高の教員や教育関係者の方にご参加いただきました。
当日は、「プログラミング教育必修化が目指すべき方向性と、2020年度以降のステップは何か」をテーマに、アジア各国のリーダーが発表を行うとともに、各国からの参加者が5名〜6名の1組のグループに分かれ、1日を通し活動するというスタイルがとられ、さまざまなやり取りが行われました。
「Computer Science World in Asia 詳細版レポート」目次
- はじめに
(1) Computer Science World in Asia 2019 開催の背景
(2) Computer Science World in Asia 2019 開催の目的 - 開催概要
(1) Computer Science World in Asia 2019 開催概要 - 各国の取組事例
(1) パネルディスカッション
(2) ポスターセッション - 開催総括
(1) 参加者が描いた理想のComputer Science教育
(2) 理想のComputer Science教育実現に向けて - 最後に
(1) 主催者コメント
(2) 有識者コメント
「Computer Science World in Asia レポート」ダウンロードURL
【詳細版レポート(日本語版)】
https://speakerdeck.com/codeforeveryone/computer-science-world-in-asia-2019-report-full
【速報版レポート(日本語版)】
https://speakerdeck.com/codeforeveryone/computer-science-world-in-asia-2019-report
【速報版レポート(英語版)】
https://speakerdeck.com/codeforeveryone/computer-science-world-in-asia-2019-report-english
●特定非営利活動法人みんなのコードについて https://code.or.jp/
みんなのコードは、「全ての子どもがプログラミングを楽しむ国にする」をミッションに、プログラミング教材「プログル」や、先生向けプログラミング教育の実践事例集「プロカリ」の提供、プログラミング教育を担う先生方向けの「プログラミング教育明日会議」「プログラミング指導教員養成塾」の開催など、幅広い取り組みをおこなっています。
・団体名:特定非営利活動法人みんなのコード
・代表:代表理事 利根川 裕太
・設立:2015年7月