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みんなのコードマガジン

活動レポートをお届けするウェブマガジン

ロゴをアップデートしました!「みんな」の色がテクノロジーで彩る未来へ

みんなのコード 代表理事の杉之原明子です。

私は、昨年7月、みんなのコード10周年の節目に創業者の利根川からバトンを受け取りました。ここまでの9ヶ月間、これまでの歩みを振り返るとともに、これからに向かうためのミッションを策定。じわりじわりと、次の未来を形づくる道筋を描く中で、ロゴのデザインもアップデートしました。

今日は、ロゴのアップデートに込めた思いを書きます。

生成AIによる変化

みんなのコードの活動は、2015年、創業者の利根川が開催したプログラミングワークショップで目にした、子どもたちの生き生きとした姿から始まりました。以来10年にわたり、授業用プログラミング教材の開発・無償提供、教員研修の実施、子どもたちが自由にテクノロジーに触れられるクリエイティブハブの運営、生成AI時代を見据えた政策提言と実証研究など、幅広い取り組みを行ってきました。

プログラミング教育の普及啓発から始まった私たちの活動は、生成AIの到来とともに、新たな転換点を迎えています。

みんなのコードでは、学校の授業、教員研修、親子、そして企業の皆さまともバイブコーディングワークショップを行っています。「こんなものを作りたい」という直感やノリを生成AIに伝え、対話しながら形にしていく。そこで、これまで「自分には関係ない」「私には出来ない」とテクノロジーを遠くに感じていた人が、自作のアプリが動いた瞬間に瞳を輝かせ、前のめりになっていく光景を目の当たりにしています。

自分のこだわりが形となって思い通りに動く、という実感を伴った喜びの体験は、次の学びに向かう力を生み出します。この「やってみる、作ってみる」ことは、これまでの「教える・教わる」といった学習の枠組みを超え、これからの情報教育の鍵になるのではないかと予感しています。

ロゴのアップデートに込めた思い

今回のアップデートでは、これまでのデジタル的な文字列はそのままに、3つの色と新たに英語表記を加えました。

① 「色」を加えた

3つのカラーは、階段を一段ずつ登っていくようなテクノロジーとの出会いと、そこから生まれる「ドレミ」のように軽やかな一人ひとりのリズムを表現しています。

  • 可能性と多様さの包摂:「こだわり」や「好き」という一人ひとりの彩りが加わる、生成AI時代の創造性を表現しました。従来の評価軸が広がり、多様な色が重なり紡がれていく未来を描いています。
  • 「みんな」に届ける:みんなのコードで働く私たち自身が様々な背景を尊重しあい、「気づきにいこう」という多様な視点を得ようと積極的に外に向かう意識、そして社外の皆さまと共に「みんな」に届けていく姿勢を込めました。

② 「英語表記」を加えた

日本語を母語としない子どもたちや、海外のパートナー企業にも伝わるように英語を併記しました。

③ 「プログラミング的表記」を残した

新しい要素を加えた一方で、プログラミングを象徴するデジタル的な文字の表現を残しました。

  • バイブコーディング時代だからこそ:AIによって誰もが自然言語でプログラムが生成できるようになったからこそ、的確にAIに指示を与え、成果物を検証・改善するためには、これまで以上にプログラミング教育、及びテクノロジーへの理解が重要になるのではないかと考えています。
  • 原点: 私たちの活動のルーツであるプログラミング教育や、デジタルの最小単位であるドットの存在。これらを原点として大事にしながら、「みんな」へ届けるフェーズに進んでいると捉えています。

つくづく思うのは、加速する時代のなかで、私たちのビジョンである「誰もがテクノロジーを創造的に楽しむ国にする」を実現することは、私たち一団体の力だけでは実現できない、ということです。引き続き、学校、行政、民間企業、そして地域の皆さま、多様なステークホルダーの皆さまと共に、子どもたちの「学ぶ楽しさ」が生まれる瞬間の試行錯誤を大切に歩み続けていきたいと思います。

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