特定非営利活動法人みんなのコード(東京都港区、代表理事:利根川 裕太、以下みんなのコード)は、中学校向けプログラミング教材「プログル技術」および、高校向け「プログル情報」(以下「プログル技術・プログル情報」という)において、簡単に Google アカウントから新規登録ができる新機能をリリースしました。
プログル技術・プログル情報は、学校現場の限られたインフラやリソースで活用することができ、授業でそのまま使えるプログラミング教材として、全国の中学校・高等学校・教育機関向けに無償で提供しています。プログル技術は累計68万人、プログル情報は累計11万人に利用されています。
新機能の特徴
これまでのプログル技術・プログル情報では、利用開始前に、先生は認証メールの確認、生徒はパスワードの設定等の作業が必要でした。より多くの方々に気軽に利用いただけるよう、このたび Google アカウントでログインできるようになりました。
先生向け新機能:
▶︎Google アカウントで新規登録/ログインできるようになりました。
▶︎担当している学級の Google Classroom から、生徒のデータをインポートできるようになりました。
生徒向け新機能:
▶︎(Google Classroom からデータがインポートされた後) Google アカウントでログインができるようになりました。
※ なお、これまでどおりGoogle アカウントがなくてもご利用が可能です。
新機能手順①
先生が初めてプログル技術・プログル情報にログインする際は、 Google アカウントで新規登録処理を行います。
新機能手順②
Google アカウントでログインした先生は、 Google Classroom から、担当している学級の生徒データをインポートすることができます。
新機能手順③
生徒は、プログル技術・プログル情報に自分の Google アカウントからログインします。
詳細については、以下を参照してください。
◆プログル技術: https://codeorjp.github.io/Lesson6/#0
◆プログル情報: https://bit.ly/proguruInfo0213
開発の背景
これまで、プログル技術・プログル情報をご利用いただく際には、事前にパスワード等のログイン情報の登録が必要でした。そのため、ログイン情報を忘れた場合はパスワードの再設定作業が必要となり、負担になっていました。しかし、このたびリリースした Google アカウントでのログイン機能により、 そのような負担がなくなりました。
また、 Google Workspace for Education を導入している学校では、 すでにお使いの Google アカウントや Google Classroom を用いることで、先生や生徒がプログル技術・プログル情報をよりスムーズに使えるようになりました。
新機能リリースに携わった開発者、みんなのコード技術部 板東歩からのコメント
Google アカウントでのログイン機能に関する一連の開発を担当しました。今回の新機能リリースでは、上記で挙げた主要な内容以外にも、みなさまがより快適かつ安全に使っていただけるような機能を追加しています。
例えば、先生向けの機能として、利用登録いただいた後にも Google アカウントでログインするか、メールアドレスとパスワードでログインするかを選択できるようにしました。個人情報の観点では、生徒が使っている Google アカウントから氏名やメールアドレスが取得されないようになっています。詳細についてご興味がある方は、上記掲載資料を参照していただければと思います。
本リリースを通して、より多くの先生及び生徒にプログル技術・プログル情報を活用いただけるようになると、とても嬉しく思います。
本件に関する報道関係者からのお問合せ先
特定非営利活動法人みんなのコード Code for Everyone
広報担当:浜田
メール: pr@code.or.jp
代表電話: 03-4595-0150