このたび、日産財団が主催する第6回リカジョ育成賞にて、みんなのコードが「奨励賞」を受賞いたしました。
受賞した取組みは、2021年より運営している小学校の女性教員向けに特化したプログラミング教育の教員養成プログラム「SteP（Step by step for teacher’s programmingの略称、読み方：ステップ）」です。
今回奨励賞を受賞にあたり、下記点を評価していただきました。
- 女性教師のプログラミングに対しての意識が変わることで、関連する女性児童・生徒の変化に繋げようとする意欲的な取り組みです。ジェンダーに関する講座も入れたことも効果的です。コミュニティを作りフォローアップをしている点も評価できます。
- 小学校の女性教員は、女子児童のロールモデルとなるため、理科や算数といった教科の指導が得意になることは非常に重要な視点である。特に IT 業界への女性参入が遅れており、このようなプログラミング講座が今後さらに増えていくことを期待したい。
- 女性教員、特に小学校教員向けの研修講座を実施して、理数系に強い教員の養成を目指していること、小学校女子児童に対して同性教員からの影響を考慮していることなどがよく考えられていると思います。
リカジョ育成賞とは
（https://www.nissan-zaidan.or.jp/oitline-rika/）
リカジョ育成賞は、科学技術分野の未来を担う理系女子のタマゴとなる理科好き女子(リカジョ)の育成を目指して設立されました。
日産財団では、科学技術分野における新たなイノベーションの誕生において、女性の進出(=ダイバーシティ推進)は不可欠な要素であり、早期段階で女子の理系分野における興味・関心を高めておくこと・その中で活躍するために必要な能力を身に付けておくことが重要であると考え、理科好き女子を育成する活動をされている方々の一助となることを目的に、本賞を運営。
