組織概要

Outline

団体概要

法人名特定非営利活動法人みんなのコード
設立2015年7月
代表理事杉之原 明子
拠点横浜オフィス(神奈川県横浜市)
ミミミラボ(石川県金沢市)
てくテックすさき(高知県須崎市)
主たる事務所〒221-0056 神奈川県横浜市神奈川区金港町7-3  金港ビル7階
従業員数38名(全従業員に占める女性の割合 52.6%)

History

みんなのコードのあゆみ

  みんなのコード 社会ニュース
2015年
  • 7月15日 一般社団法人みんなのコード法人設立。
  • Hour of Codeを使ったオープニングイベント(親子50組100人が参加)。
  • (10月)個人へのマイナンバー通知が始まる。
2016年
  • プログラミング必修化&有識者会議拝命で事業の方向性を転換。
  • 先生への授業支援へシフト。
2017年
  • 小学校向けプログラミング授業教材「プログル」リリース。
  • 明日会議・養成塾開始。
2018年
  • 小学校教員養成塾にGoogle.orgの支援。
  • (6月)働き方改革改正法が成立し、長時間労働の是正など教育現場における働き方改革の必要性が認識される。
2019年
  • クリエイティブハブ「コンピュータクラブハウス加賀」の受託運営を開始。
  • Computer Science Worldを開催し、アジア各国の先生とディスカッション。
  • (5月)新元号「令和」が施行される。
  • (12月)「GIGAスクール構想」が文部科学省から発表される。
2020年
  • 中学校向けプログラミング授業教材「プログル技術」リリース。
  • 宮城教育大学附属小中学校とコンピュータサイエンス教育の実証研究を開始。
  • (1月〜)新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大する。
  • (4月)小学校でプログラミング教育が必修化。
2021年
  • 小学校向け「プログル」100万UU突破。
  • 高校向けプログラミング教材「プログル情報」リリース。
  • クリエイティブハブ「ミミミラボ」の受託運営を開始。
  • (4月)中学校技術・家庭科で「ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミングによる問題の解決」が拡充される。
  • (9月)デジタル庁が発足し、行政のデジタル化が本格的に進められる。
2022年
  • 「2030年代の情報教育のあり方についての提言」を発表。
  • クリエイティブハブ「てくテックすさき」の受託運営を開始。
  • (4月)高校でプログラミングを含む「情報I」が必履修科目となる。
  • (11月)ChatGPTが登場し、生成AI技術が急速に普及。
  • (12月)国立大学協会が2025年度入試から「情報I」を原則必須とする方針を決定。
2023年
  • 「生成AIの初等中等教育でのガイドライン策定に向けた提言」を発表。
  • 休眠預金を活用したデジタルテクノロジー×子どもの居場所創造事業を開始。
  • 文部科学省より「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」公表。
2024年
  • 「小・中・高等学校における情報教育の体系的な学習を目指したカリキュラムモデル案」を発表。
  • 「みんなで生成AIコース」をリリース。
  • 「プログルお絵描きコース」などCS教材をリリース。
  • 「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関する検討会議」に代表 利根川が有識者として参加。
  • 休眠預金活用事業「創造性の格差を埋めるデジタルテクノロジー×子どもの居場所」全国6つの拠点が本オープン。
  • (1月)能登半島地震が発生する。
  • (12月)文部科学省「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン(Ver.2.0)」を公表。

Governance

ガバナンス

経営チーム

利根川裕太 理事会長

2009年にラクスル株式会社の立ち上げから参画し、プログラミングを学び始める。2015年 一般社団法人みんなのコード設立 (2017年よりNPO法人化)し、全国の学校でのテクノロジー教育の普及を推進。2016年 文部科学省「小学校段階における論理的思考力や創造性、問題解決能力等の育成とプログラミング教育に関する有識者会議」委員、 2024年横浜美術大学客員教授に就任、文部科学省「初等中等教育段階における生成 AI の利活用に関する検討会議」委員。2025年より中央教育審議会初等中等教育分科会「デジタル学習基盤特別委員会」委員。

杉之原明子 代表理事

2008年に株式会社ガイアックス入社後、学校向け新規事業の立ち上げ及び責任者を経て、2014年アディッシュ株式会社設立及び取締役に就任。管理本部の構築及び上場準備の旗振りを行い、2020年3月東証マザーズ上場。2021年にみんなのコードCOO就任。ダイバーシティ経営をキーワードに、複数のベンチャー上場企業役員を兼任。

安藤祐介 CTO

在学中よりウェブサイト制作、起業準備に携わり独立。フリーランスとして多数のウェブシステム開発に携わる。その後、楽天株式会社などの国内外の様々なIT企業にてソフトウェア開発に携わる。2015年、Facebook (現 Meta) 入社。アジアとヨーロッパ、9カ国からなる多様なエンジニアチームを統括。2023年より現職。ビジネスブレイクスルー大学 経営学部 准教授、清泉女子大学 特任准教授を兼任。

市川衛 理事

武蔵大学社会学部メディア社会学科 准教授。医療の「翻訳家」。2000年東京大学医学部卒業後にNHK入局。医療・健康分野をメインに世界各地で取材を行う。16年スタンフォード大学客員研究員を期に(一社)メディカルジャーナリズム勉強会を立ち上げ代表に就任。20年より広島大学医学部客員准教授。25年より現職。主な作品にNHKスペシャル「睡眠負債が危ない」。

太田直樹 理事

New Stories代表。一般社団法人 コード・フォー・ジャパン理事。ボストンコンサルティンググループにて情報通信企業を中心にプロジェクトを推進。テクノロジーグループのアジア統括も務める。その後、2015年に総務大臣補佐官に就任し、IoT、AI、ビッグデータの政策を立案。現在は、コミュニティ主導のまちづくりや地域に開かれた教育など地方の仕組み作りを支援。

忍岡真理恵 理事

HERALBONY EUROPE 代表取締役 / CEO。2009年経済産業省入省、留学を経てマッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社で事業戦略などに携わる。その後、株式会社マネーフォワードにて事業開発、社長室長、IR責任者を務める傍ら同社のESGやダイバーシティ活動を推進。2023年ヘラルボニー参画。米国ペンシルベニア大学ウォートン校MBA(経営学修士)修了。2024年9月より現職。

宮島衣瑛 理事

広島大学大学院 人間社会科学研究科 特命助教。「テクノロジーを基盤とした未来のための教育をデザインする」をモットーに、全国で実践・研究を行う教育研究者。2015年に株式会社Innovation Powerを設立し、代表取締役社長兼CEOを務める。一般社団法人CoderDojo Japan理事や文部科学省委員、各種教育関連委員を歴任し、社会的活動も精力的に行う。2025年4月から広島大学大学院に着任。

寳角淳 監事

株式会社ストリーム代表取締役副社長。公認会計士・税理士。有限責任監査法人トーマツ、独立系コンサルティング会社を経て2010年に独立。上場会社及び上場準備会社の支援経験を生かし、各種コンサルティング業務を実施している。 また、上場会社の役員を務める等、財務会計に関する豊富な経験を有する。

組織図

Achievement

実績

委員経歴
2025年-中央教育審議会 初等中等教育分科会 デジタル学習基盤特別委員会 委員
2024年文部科学省「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関する検討会議」委員
2023年文部科学省「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」有識者
2021年経済産業省「デジタル関連部活支援の在り方に関する検討会」委員
2018年内閣官房「教育再生実行会議技術革新ワーキンググループ」委員
2016年文部科学省「小学校段階における論理的思考力や創造性、問題解決能力等の育成とプログラミング教育に関する有識者会議」委員
受賞歴
2024年第7回リカジョ育成賞「奨励賞」を受賞
【受賞した取組】
情報教育をインクルーシブに〜女子中学校と取り組む、教科横断的な情報活用能力の育成〜
2023年第6回リカジョ育成賞「奨励賞」を受賞
【受賞した取組】
小学校の女性教員向けに特化したプログラミング教育の教員養成プログラム「SteP」
2022年「BIG LOVE ACTION powered by MINI」にて、第1期 Winnerに選出
【受賞した取組】
公共交通手段のないエリアの子どもたちに向けて「MINIで無料送迎サービス」
2021年第7回企業ボランティア・アワード「大賞」を受賞
【受賞した取組】
株式会社セールスフォース・ドットコム 社会貢献委員会STEM教育チーム〔コンピュータクラブハウス加賀〕
SAPジャパン株式会社〔NPO法人 みんなのコード〕

Business Insider Japan「Beyond Sustainability 2021」Next Coming部門にノミネート

リモートワーク × 健康AWARD「大賞」を受賞
学会一覧
2025年5月27日人工知能学会 高等学校プログラミング学習教材へのGPT-4oによるアシスタントの導入
2025年3月16日日本産業技術教育学会 情報分科会 授業時数特例校制度を活用した授業時数の増加がもたらす影響について
2025年3月13日情報処理学会 「高等学校プログラミング学習教材への生成AIの導入と効果」
2025年3月8日日本教育工学会 小・中・高等学校における情報教育の体系的な学習を目指したカリキュラムモデルの提案
2025年2月28日HAIシンポジウム 学校向け生成AI教材の対話履歴からみる生徒の生成AI対話傾向の分析
2025年2月16日情報処理学会 コンピュータと教育研究会 小学校におけるコンピュータサイエンス教材の開発と授業実践
2024年
10月25日・26日
日本教育工学協会 女子中学校の技術・家庭科技術分野における情報教育の実践 ~ジェンダーの視点を踏まえた日本女子大学附属中学校での事例~
2024年
10月25日・26日
日本教育工学協会 <学びの作品化>を促す学習環境デザインの検討 ―表現方法の多様さが保障された授業に着目して―
2024年
10月25日・26日
日本教育工学協会 対話型生成 AI が小学生の学習に及ぼす影響:特性の理解と活用の可能性
2024年
9月7日・8日
日本教育工学会 「生成AI100校プロジェクト」から見る生成AI利用の姿
2024年
8月17日・18日
日本産業技術教育学会 「情報の技術におけるAIを学習するカリキュラム開発と実践
2023年
10月27日・28日
日本教育工学協会 「学びの表現手段としてのプログラミング教育の探究ー「学びの作品化」の提案ー」
2023年
9月16日・17日
日本教育工学会 「「情報I」の授業に係る全国実態調査の実施とその概要」
2023年
8月24日
日本教育学会 「生成AIと子どもの対話関係についての研究」
2023年
8月20日
日本産業技術教育学会 「画像認識AIを活用した枝豆選別機の授業実践」
2023年
4月3日
日本産業技術教育学会 「クライアント・サーバを模したモデルによるチャットシステムの問題解決のための教材開発と実践」