特定非営利活動法人みんなのコード(東京都渋谷区、代表理事:利根川 裕太、以下みんなのコード)は、 Google が本日リリースした CS First のコース開発を支援いたしました。CS First は、 Google が提供する、小学校3年生から6年生向けに設計した、使いやすい無料のコンピュータサイエンス教育のカリキュラムです。
この度公開した日本向けの CS First では、日本のプログラミング教育にあったカリキュラムを新たに開発しました。みんなのコードは、そのうち主に5年生以上の総合的な学習の時間にて、探究的な学びの過程でプログラミングを表現手段として活用して自分のまちの魅力を表現する、「私たちのまちのよさをプログラミングで広めよう」ユニットの開発の支援をいたしました。
あわせて、そのユニットを小学校の現場でお使いいただくことを支援する「CS Firstを活用した、小学校でのプログラミング教育実践」オンライントレーニングにも協力いたしました。CS First に関する詳細は、Google のブログ記事をご覧ください。
URL:https://japan.googleblog.com/2022/03/CSFirst.html
本プロジェクト担当 みんなのコード 学校教育支援部 主任講師 竹谷 正明からのコメント
プログラミングになじみがなく、総合的な学習の時間で取り組むといっても、なかなか思い切って踏み出せない先生もおられることでしょう。この CS First の教材は、そんな先生方にこそぴったりです。学習したことを表現する際、これまでは、プレゼンやポスターなどの手法を子どもたちに体験させてきたことと思います。それらに加えて、プログラミングという新たな手法も子どもたちが使えるようになったらすばらしいですよね。今後は、私自身の現場での経験を生かして、先生方に具体的な授業展開のあり方について理解を深めていただけるような研修を進めていきたいと思います。
以上