特定非営利活動法人みんなのコード(東京都渋谷区、代表理事:利根川 裕太、以下みんなのコード)は、ビー・エム・ダブリュー株式会社(代表取締役社長: クリスチャン・ヴィードマン)のMINIブランドが展開する、キャンペーン「BIG LOVE ACTION powered by MINI」 のファイナリストとして選出されたことをお知らせいたします。
今回みんなのコードは、応募総数59のアイデアの中から12のプロジェクトのファイナリストとして選ばれました。
私たちはテクノロジー教育における地域格差、また経済格差により“体験の格差”をなくし、「すべての子供たちにデジタル・テクノロジー領域の選択肢が開かれている社会」を実現させるべく、MINI Japanと共に日本の子供たちのためにプロジェクトを大きく育てていきたいという思いでBIG LOVE ACTIONに挑戦しています。
本日行われました、プロジェクト・オーナーによるプレゼンテーション・バトル「BIG LOVE Night」にみんなのコード末廣優太(Hub事業部マネージャー)が参加しました。イベント開始と同時に、プロジェクトの最終投票が開始となりました。
MINIサポーターのみなさま、プロジェクトの趣旨に賛同いただけるみなさまからの投票をお待ちしております。
BIG LOVE ACTIONとは
性別、年齢、国籍などのラベルにかかわらず、誰もが個性を発揮できる未来の実現を目指して、MINI Japan が主導するソーシャル・アントレプレナー支援の企画です。BIG LOVE for People から始めた BIG LOVE 活動を、サステイナブルな未来の創造にまで拡大する事を目的に、世の中を良くするアイデアを持つ人と、それをサポートしようとする人とを MINI Japan が繋ぎ、サポーターの投票により支援プロジェクトを選定し、 MINI Japan が継続的なサポートを行います。(*1)
■投票期間:2022年7月29日(金)から8月19日(金)24時まで
■投票方法
MINI.JP特設ページから1人1票を投じるデジタル投票方式
■投票サイト
https://cp.mini.jp/biglove-action-vote/
■BIG LOVE Nightの動画視聴はこちらから
みんなのコードのプロジェクト
https://cp.mini.jp/biglove-action-vote/detail/10
解決したい社会課題
2020年度より、小中高すべての学校教育段階でプログラミング教育が必修・拡充されましたが、学校以外でデジタル機器に触れられるかどうかは、家庭環境や住んでいる地域によって制限されてしまうことがあります。例えば、コンピュータやデジタル機器が「ある家庭」と「ない家庭」では、子供たちの“体験の格差”が生まれます。また、首都圏では民間のプログラミング教室が多くありますが、地方ではまだ少ないことに加え、経済的に豊かでないと通うことが叶いません。
課題を解決するためのアプローチ方法
テクノロジー教育は地域格差、また経済格差により“体験の格差”が生じやすいと考えています。私たちが目指す「すべての子供たちにデジタル・テクノロジー領域の選択肢が開かれている社会」の実現には、子供がどんな状況下においても学ぶことができる教育拠点の拡充が必要です。みんなのコードは、10代の子供たちが無料でデジタル機器を活用し表現することのできる、学校でもなく家でもない子供たちの第三の居場所を3拠点開設しています。
直面している課題や困難
プロジェクトを進めていく中で、2つの課題があります。1つ目は、学校教育に加えて、「テクノロジー教育の発展には学校外の教育拠点が必要である。そして、すべての子供たちが利用できるものであってほしい」ということを、多くの人に伝えていく必要があります。私たちは、学校外の場づくりからアプローチする意義や社会的インパクトを明らかにし、子供たちが自由にテクノロジーに触れられる第三の居場所を全国に広めていきたいと考えています。
2つ目は、現在、子供たちの第三の居場所を運営している地域では、公共の交通機関が発展しておらず、保護者に車で送り迎えをしてもらう子供がほとんどであるという課題です。この課題を解決するために、今回BIG LOVE ACTIONに参加しました。みんなのコードは、近隣や車で通える子供たちだけでなく、子供たちが行ってみたいと思った時に気軽に通える環境を作っていきたいと考えています。
特定非営利活動法人みんなのコードについて
みんなのコードは、「子どもたちがデジタルの価値創造者となることで、次の世界を創っていく」をビジョンに、全国でテクノロジー教育の普及活動を推進する非営利法人です。公教育におけるテクノロジー教育拡充に向けた政策提言や学術機関と連携した実証研究、プログラミング教材の開発・提供、プログラミング教育を担う先生方向けの各種研修の企画・開催、子どもたちが自由にテクノロジーに触れられる“第三の居場所”づくりなど、幅広い取り組みを行っています。
代表理事/利根川 裕太、設立/2015年7月